国際アフルル・バイト通信(アブナ)の報道によると、イギリス財務省はイランに対する新たな一連の制裁を課したと発表しました。この制裁には、石油省とエネルギー省を含むイランの個人9名と団体62件が含まれます。
イギリス財務省の声明では、イランの核プログラムに関連する制裁リストに71の新しい名前が追加され、それらの資産が凍結されるとされています。これらの個人や団体は、イランにおける核兵器の拡散または開発への関与、あるいは核兵器運搬システムの開発を含む、そうした目的に繋がり得る活動に関与していると非難されています。
制裁対象となった個人の中には、イラン原子力庁の元長官(1997年~2009年)のレザ・アーガーザーデ氏、最高国家安全保障会議のメンバーで元エネルギー大臣のマジード・ナムジュ氏、イラン原子力庁の元長官のアリー・アクバル・サーレヒー氏などの名前が見られます。
同時に、欧州連合もイランに対する広範な制裁を再実施したと発表しました。これらの制裁は、ヨーロッパ3カ国(フランス、ドイツ、イギリス)によるスナップバック(制裁再発動)メカニズムの活性化に続く、テヘランに対する国連制裁の再発動後に行われました。
国連制裁に加えて、欧州連合はイラン中央銀行の資産凍結や、核活動および弾道ミサイル分野での協力禁止を含む、厳格な金融措置を講じています。
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